あれ、したいいつもの岸壁で彼女は既に待っていた。 潮風のせいだろうか?彼女は震えていた。 「待った?」と聞く僕に彼女はいきなり抱きついてきた。 「あれ・・したい・・・」 突然の言葉に俺は驚き 彼女を抱きしめながら「こんな所じゃなくてどこかに行こう」 だが彼女は首を激しく振りながら 「あそこ・・・したい・・・」 俺は激しくしがみ付く彼女の顔を覗き込んだ 「あれ・・・したい・・・」 彼女の指差した先には何やら海面に浮かぶ物が 「あれ・・・死体?・・・・ギャーーーー」 ジャンル別一覧
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